タレスカ

個性を引き出す面接機会を、より多くの学生へ。タレスカAI面接で実現する新しい選考のかたち。

沖縄セルラー電話株式会社

沖縄セルラー電話株式会社

業種

電気通信事業(KDDIグループ)

課題

少人数体制での新卒採用における選考品質の向上と業務効率化

インタビューにご協力いただいた方

金城 樹人様沖縄セルラー電話株式会社 総合企画本部 人事戦略部 人材開発グループ

※所属は取材時点の情報。

「対話をしたいが人手が足りない」ジレンマを、AI面接で解消

採用活動で大切にしていることを教えてください。

当社は沖縄県で約50%のシェアを持つ通信会社で、「地元に全力!」をスローガンに地域に寄り添ってきた企業です。採用活動においても、基礎能力や当社への志望理由のほかに、沖縄県で働くことへの想いを丁寧に確認してきました。

新卒採用では、離島から選考に参加する学生さんや、県外の大学からUターンする学生さんもいるため、地理的なハンデに関わらず公平な選考機会を提供することも大切にしてきました。

今回、AI面接を検討された背景には、どのような課題があったのでしょうか。

エントリーシートは1問400字〜500字程度であり、かつ生成AIの普及もあって記入内容の均質化も進んでおり、学生一人ひとりの個性や価値観をエントリーシートのみで深く理解することは難しくなっています。そのため、選考の初期段階から実際に話してもらう機会を設け、多面的に評価する必要性を感じていました。

一方で、限られた採用リソースの中で全員と面接することは現実的ではありません。AI面接であれば、学生を深掘りしながら人的負担を抑えられるため、「個性を引き出したいが人手が足りない」という課題を解決できると考え、導入に踏み切りました。

エントリーシートでは「思考の深さ」を、AI面接では「問いへの瞬発力」を確認することで、今の時代に合った、より多面的な評価が可能になると考えています。また、エントリーシートでは伝えきれない内容も、20分のAI面接の時間でしっかり話すことができるため、学生さんにとっても自分を存分に表現できるWin-Winの導入になると感じています。

タレスカAI面接受検中の様子

採用活動の最前線にいらっしゃる担当者の実感が、検討のきっかけだったのですね。

はい。加えて当社は、KDDIグループの通信会社として、沖縄県でDXや生成AIのソリューションを法人・自治体に提供する立場でもあり、まずは自社で積極的にAI活用・DXを推進することを重視しています。世の中のトレンドとしてAI面接の導入企業が増えていることも踏まえ、いち早く検討しようという声も上がりました。

段階的な導入・丁寧なコミュニケーションを重視

導入のプロセスにおいて、特に時間をかけたのはどのような点でしょうか。

そもそも導入するかどうか、導入するならどのように進めるか、という合意形成を丁寧に時間をかけました。

社内からは「AIが人を評価する」という仕組みについて心配する声や、「AI面接の導入が、地域とのつながりを大切にしてきた会社のブランドイメージと合わないのでは」という声が上がりました。そうした懸念事項を一つずつ整理し、リスクと対策を検討しながら、本当に導入すべきか議論を深めていきました。

最終的には、「導入初年度は検証期間と位置づけ、AI面接の結果を人の目でも確認する」「最終的な合否判断は必ず採用担当者が行う」という方針を明確にすることで、社内の合意を得ることができました。「とりあえず入れる」ではなく、段階を踏んで進める設計と、それを社内で丁寧に説明したことが、導入の一歩を踏み出す上で重要だったと振り返っています。 

導入決定以降において、心がけていたことを教えてください。

学生さんへの丁寧なコミュニケーションを心がけています。夏インターンシップの告知を始めたところですが、まず「最終的な合否判断は人が行う」という点をしっかり伝えています。また、期間中いつでも受検できるため授業・アルバイトと両立しやすいことや、自分が一番リラックスできる時間に受検できるといったAI面接ならではのメリットも、具体的に案内しています。

当社主催の就活面接対策会でもAI面接を紹介していますが、「導入の背景が理解できた」など、学生さんから前向きな反応をいただいています。

決め手は「自然な対話と評価結果の見やすさ」

複数のサービスを比較されたとのことですが、どのように選定を進めましたか。

5社ほど比較しました。まずプラン設計やコストパフォーマンスで絞り込み、そのうえで3社ほどをトライアル環境で実際に触り、総合的に判断しました。

最も重視したポイントは「学生さんが自然に自分を表現できるか」という点でした。グループのメンバーや内定者にトライアル受検してもらい、各サービスを比較しました。

タレスカAI面接は、候補者の発話からAIアバターの応答までの間が自然で、会話のリズムが崩れない点が印象的でした。候補者の話を受け止めたうえで深掘り質問を行うため、質問攻めではなく、自然な対話として成立しています。「ちゃんと聞いてもらえた」という安心感が生まれることで、学生さんも自分らしさをより自由に表現しやすくなると感じました。

また、評価画面のシンプルさも気に入っています。受検者の人物像レポートや評価スコアがダッシュボード形式で整理されており、採用担当者として非常に使いやすい設計でした。他社のシステムと比べて操作が直感的な点も高く評価しています。

導入サポートの印象はいかがですか?

PFNさんがISMS認証を取得されていることに加えて、AIガバナンスに関する情報提供はもちろん、トライアル実施環境を速やかに整えていただいたことで、スムーズに検討を進めることができました。

評価指標の選定や設問設計のサポートも助かっています。たとえば「沖縄で働くことへの意欲」は大切にしたい評価の観点です。それをどんな質問で引き出すかという点を、PFN担当者と一緒にディスカッションしながら設計を進められているのは、大変心強いです。

選考のあり方を時代に合わせて進化させたい

これからいよいよAI面接の運用が始まりますが、AI面接への期待や今後の活用方針について教えてください。

学生さんにはぜひ、思う存分話し切って自分を表現してほしいと思っています。これまでの採用活動でも、エントリーシートから受ける印象と面接での印象が大きく異なることが度々ありました。AI面接の評価レポートや動画データを通じて、これまで以上に学生さんの個性や価値観に深く触れられることを楽しみにしています。

運用面においては、まずはAIによる評価と人による評価に乖離がないかを、丁寧に検証することが最優先です。その結果を踏まえて、来年度以降は初期フェーズの評価をAI面接で実施する段階へ移行できればと考えています。

最後に、同じような課題を持つ企業へメッセージをお願いします。

当社のように「限られた採用リソースの中で多くの学生さんを公平に評価したい」「学生さんにできるだけ面接の機会を提供したい」と考えている企業の皆さんにはおすすめできるのではないかと思います。沖縄県内ではまだ導入例がほとんどないからこそ、当社が先行事例として取り組みを進め、得られた知見や成果を積極的に共有していけたらと考えています。

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面接官のAIアバターと求職者の会話画面